2012/01/31

銭湯紀行 in Tokyo

















先日の日曜日、お客様との打ち合わせが終わった後に、一路東京に。





学生時代の友人に誘われて、とある銭湯愛好者グループのイベントに参加しました。
早朝から晩まで、五つの銭湯を回るというものです。
私は16時すぎに横浜市鶴見区の「清水屋」さんから参加しました。





















こちらは、つい最近跡を継がれた三代目が経営されています。夕方、まだ明るい時分でしたが、たくさんのお客さんがいらっしゃっていました。入湯後に併設されているシェアハウスや、銭湯の心臓部、釜場を見せていただきました。






























そこから、京浜東北線〜地下鉄を乗り継いで本駒越に。こちらは昨年末に改装工事を終えたばかりの「ふくの湯」さんがあります。



設計を担当された今井健太郎建築設計事務所の今井さんが湯の中で設計意図について解説してくださりました。お客様が次から次へといらっしゃっていました。



この後の懇親会では、銭湯談義に花が咲きました。家の中の湯場についてまた、もりもりとイメージが。このイベントにあわせて、この2,3カ月で大阪近辺で銭湯巡りをして眼力を高めておいてよかったです。






















イベント翌日、神保町、早稲田界隈の好きな本屋さんを冷やかしてから、学生時代に下宿していた風呂なしアパートのある中野に。目的はそのとき通っていた銭湯「昭和湯」さんでおよそ15年ぶりのお湯を楽しもうと。こちらの銭湯のおばあさんは、私が学生時代に一番お話した女性かもしれません。
開店早々、数名の常連さんに紛れて入湯。上がってからおばあさんのことを店員の方にお尋ねすると、3年前にお亡くなりになったとのこと。御年90歳だったとのことです。その後、いろいろ様子の変わった近隣のことを教えていただきました。
帰りは、東京駅横、丸の内Oazoの丸善の中にあるコンセプトブックショップとでもいうべき、「松丸本舗」さんに。ここは本好きの友人に教えていただきました。
本の並べ方が一般書店のようなジャンル別ではないのですが、そういう読者子が選んだ本棚はとても楽しく時間が全然足りず、新幹線に出発時間に。
また東京に行ったときに立ち寄りたい本屋さんがひとつ増えました。お客様宅にご提案する本棚も、本好きさんが楽しめる提案したいなあとテンションが上がります。







2012/01/28

薪………not stove, it's a boiler.

写真は、薪ストー、、、、、いいえ、薪ボイラーです。ボイラー薪を燃やして、水を循環させながら、お湯をつくります。長府製作所でした。


2012/01/27

300years

本日、府内某所の築300年との伝がある元禄期のお家の調査を当社スタッフで行ないました。

写真は、床下にて実測を行なうosumiです。大引が太く、いつもの古民家よりも動き回るの
が大変でした。

もう一つの写真は、茅葺屋根の内側。あまり見ることのな居場所だと思います


2012/01/26

ki-bako木造3階建て お引き渡し

本日午前中、大阪市住之江区にて工事をさせていただきましたki-bakoのお引渡しがありました。

お施主さまご家族とこれから長いお付き合いをさせていただく、ある意味、初日、晴れてよかったです。お引き渡しのあとは、いつも設備やキッチンの取り扱い説明をさせていただいております。



土壁の補修

事務所にて、左官屋さんによる土壁の補修がはじまっています。傷んだり、浮いたりしている中塗りを落とす左官屋さん。

農機具小屋を減築したときに残しておいた壁土を振るいにかけて、再利用しています。




2012/01/25

本日は東京

本日は東京にて、建築家の三沢文子先生が主宰されている住宅医スクールの勉強会。1コマ目と2コマ目は木造建築の構造の大家、山部豊彦先生の木造住宅の耐震改修に的を絞った講習。

3コマ目は、ご実家が京都で代々左官業を営んでおられる豊田保之先生の実際の工事レポートがありました。

どちらも改修工事をご検討されている方々に有用なご提案できることが増える大変示唆に富んだものでした。

これを糧にまた明日からも、もりもり頑張ります。

(写真は道中の富士山)


2012/01/24

土間キッチン

写真は当社事務所の土間キッチンの工事現場です。ここにあのクッキングストーブが入ります。


2012/01/22

ki-bako 木造3F 完成見学会

昨日、本日の2日間、住之江区にてki-bako3F建ての完成見学会がありました。写真はキッチンからリビングを臨んだところです

 ご来場いただいた皆さまありがとうございました。 また、本見学会のためにご自宅をお貸しくださった施主のHさま、本当にありがとうございました。


2012/01/21

柱の傷は、、、、

柱の傷はおととーしーのー、、、、。

そんな童謡がありましたが、現在改修中の当社新事務所の柱の傷は今から400年ぐらい前のモノ(らしいです)。こちらの家のご当主にお聞きしたところによると、大坂夏の陣の刀傷があるとの伝が代々伝わってるとのことです。

民家の工事をしていると、こういうお話を聞けるのでとても楽しいです。

そういえば、陸軍の機密書類というはんこがたくさん押されたトランクを見せてくださったお客様もいらっしゃいました。

家に歴史あり、です。


2012/01/19

キッチンには、ハイライトとウィスキーグラス

写真は土間に設けるキッチンの土壁。床板は厚み30mmの杉板。

土壁は傷んでいるところを補修します。オリジナルの土壁なら、260年前のものになります。

1789年のフランス革命の40年前になります(ヒナンバクハツ、フランス革命のゴロ覚え)。

そんな土壁ですが、うち付けられた板を取ると素敵なブロマイド写真らしきものが貼られていました。

ここは、お手伝いさんや下男さんの部屋として使われていたこともあるそうです。

ひとに、、、もとい家に歴史ありですね。

あっ、キッチンには、ハイライトもウィスキーグラスもありませんでした。。。



2012/01/17

ソーラー薪小屋建設

会社の庭木で伐採したもので、そこそこ太いものは、1~2年置いて薪にします。切ってすぐに燃やさないのは、燃焼効率を上げるために木の水分を減らさなければいけないからです。

そこで、もともと長い棒(多分、稲わら干しに使っていた)が置いてあった場所に薪を干す場所をつくることにしました。

普通に置いても、つまらないので透明の波板などで囲って、温室効果で乾燥を促すようにしたいと思います。。。。というようなことを現場であれこれ思案を巡らしてくれているうちの薪ストーブ番長に今朝お願いしました。

湿気抜きやらもうまく考えないといけません。




2012/01/16

快適な場所を捜す

本日とある場所にて、打ち合わせ。写真はそちらのワンちゃんです。コンクリートの床は冷たいので、木箱の上を陣取っていました。木箱とコンクリート触ってみると、想像通り、歴然と温度が違います。コンクリートは冷たいーー。快適な場所をよく知っています。

お客様や友達と家の中でのペットの居場所について聞くとその家の快適な場所がわかります。


2012/01/12

Una Pizza di Teru

年末に事務所の薪ストーブでpizzaを焼いて、納会でいただきました。

一瞬で焼き上がります。

出来合いの冷蔵ものですが、うちの薪ストーブ番長いわく「サクラとか香りのいいで焼くといい感じにスモークされておいしいんです」。

た、確かに香りがいい&美味。

OB施主様に、Pizza釜つくっている方が何組かいらっしゃいますが、凝った方は焼くだけでなく、粉からpizza自体をつくられてます。

いつか教えていただかないと。





2012/01/11

えべっさん

先月までの事務所の近くには野田恵美須神社があり、毎年えべっさんのときには参詣していました。

今年は、今宮戎に。。。。

大阪打ちの掛け声を聞くと、一緒に手を叩きたくなります。

「打ちまーしょ」


はっさくなってます

事務所の庭でとれたはっさく。まだまだ生っています。昨日は大家さんがかごを持ってとりに来られました。


石切だけに

生駒山中腹にある 新事務所の外構工事。朝から石の搬出です。石切という地名に違わず、石がゴロゴロ。すべて生駒石です。いつか暖炉をつくりたい。



2012/01/10

庭づくり&母屋の床組工事

来月のオープンイベントに向けて、年明けからいろんな工事が始まりました。

まずは庭づくり。金沢在住のランドスケープアーキテクトの中村彩さんの指導のもと、庭木の伐採と剪定が行われ、造園工事が行われました。庭師さんに混じって、庭木の剪定に参加。む、むずかしいー。けど、コツを教えていただき、それからは楽しー。なかなかいい筋してますとほめられました(ハランだけですが)。

中村さんのフワッとした剪定はかわいい。これからは庭木をみるコツも身につけました。

明日も引き続き、造園工事が行われます。

母屋では大工工事が始まりました。本日は床組のやり換えの下地。いつものことですが、うでのいい大工さんの仕事は見ていてあきません。

うちのオリジナル、テルキッチンの打ち合わせも。ここ最近定番のヒノキ・テルキッチンです。

キッチンにはEsse社のクッキングオーブン付きクッキングストーブが、、、、、。これで、ターキー丸焼きだな。

オープンニングイベントの詳細は今週お知らせいたします。



2012/01/09

古民家再生のご相談の話から、靴の話。

一昨日は、奈良にて、あるお客様がご購入を検討されている古民家をお客様と一緒に見させていただきました。

昨日は、大阪にて大規模改修を検討されているお客様宅を訪問し、本日当社新事務所の改修工事の現場を見学していただきました。

共に、私と同じぐらいの年代の方で、古民家での新しい暮らしをかんがえておられることに大変嬉しく思いました。

古いから新しいものを、ではなく、古いものを直して、という価値観が少しずつ見直されているのだと思うと同時に、そのおやくにたてていることをほこりに思います。

新しいもの手にするときも、直しながら使えるものをと思い、ものをえらんでいるつもりです。

そんなこんなで2番目に長く使っている写真の革靴(ゴアテックス内張りのキャンプモカシン)はもう20年になります。ソールも何度か張り替えてます。

※1番古い靴はまだ、数度しか履いたことありません(Walk over のオリジナル)。

他の革靴もメンテナンスできて、ながく使っているものばかりです。

毎日のお手入れと、たまに信頼できる靴屋さんにお直ししてもらっています。

お直しから帰ってきたとき、愛着が更に湧きますね。

だから、新しいものを手にするときも直しながら長く使えて一緒に過ごせるものかどうかが選ぶ基準です。

そういった気持ちで新築の家を作らせていただいてます。

まとめ
末永く日常使いできるものが多いほうが、モノとの関係は幸せ。


2012/01/07

昔の遊び

本日、新しい事務所に打ち合わせにきてくださったお客様の息子さんとしばし、事務所の広ーい庭にて昔ながらの遊びをいっしょにしました。

が、、、、、、

かくれんぼ・・・見つかった後、どうしたらいいかわかりませんでした。

だるまさんが転んだ・・・最初の第一歩という掛け声を忘れてました。

その他、色々遊んだのですが、大まかルールしか覚えていませんでした。

お兄ちゃん、あんまり遊びしらんなぁと。

シクシク。

写真は築50年の事務所に使っている建物です。写真右手は
薪ストーブの煙突です。


2012/01/06

260年母屋、解体作業

2月にオープンイベントを予定している当社新事務所の、メインとなる建物の解体が進んでいます。

床組は生駒石がゴロゴロしていました。通常は木束のところですが、地名が石切の所以を垣間見たような気がします。

これまでに、多くの古民家の床下に潜ってきましたが、石組みは未だかつて見たことがありません。

近隣の古民家さんの床下にもぐれれば、この地域特有のものかどうかわかるのですが。



縄なえができるようになりました

写真はわら縄を編む機械です。

昨年末に
改修工事をさせていただいた
古民家にお住まいの方から
譲り受けました。

いつか、
100%organicわら縄を
販売できるようになるには
月産何メートルぐらい編まないと
いけないのでしょうか。

まあ、これで、
少なくとも土壁復旧時に
縄から自社提供できます(藁)
もとい(笑)


2012/01/03

最新式でなくても

昨日、河原にて連凧をあげました。周りは、カイトというのか洋凧ばかり。小さな和凧の連凧だったので、たしかに揚げにくかった。まあ、その分、ギャラリーさんというかチラ見さんは多かった!

あたふたしているうちに、揚げるコツもわかってきて、何事も学びと気づきよ、と。

連凧の最先端に揚力の強い凧つけてやれば更に高度を稼げたなあと、KAIZEN案も。

古式ゆかしい凧からもいろいろ思いつくものです。


おかき

今年最初の薪ストーブは、エビ餅を焼いたおかき。おいしくいただきました。石切さんの参道沿いの餅屋さんのものです。おいしくいただきました。


2012/01/02

あけましておめでとうございます

みなさま、本年もよろしくお願いいたします。

石切での初めての新年。石切神社に家族でお参りさせていただきました。

少しずつ、新しい場所が体に馴染んでいくのを感じます。

休みの間にまとめて本をよんだり、インタビューなどをきいたりすることで、今年わたしたちのしなくてはいけないことが見えてきた気がします。

今年もみなさまのお役に立てますよう。