2012/09/29

堺市 畳干しなど 


昨年、部分改修工事をさせていただきました
堺市のお客様宅にて畳を清掃、干す作業をさせていただきました。

こちらで、干している畳はいまは少なくなった藁床。
前回の工事では、畳については表を替えさせていただきました。
熊本県産のい草をつかった畳表を
京都の職人さんに替えていただきました。

(10月8日に畳の表替えの見学会を河内長野で行ないます)



畳を干すのは1時間程度。

畳を干している間に、簾戸などが障子に入れ替えられて、
冬支度に。

少しずつ冬が近づいてきているのだなーと
汗をかきながら思ったのでした。



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10月は下記の通りに古民家再生の見学会を予定しています。

10/13(土)14(日) 築120年 古民家再生 完成見学会@河内長野

10/20(土)21(日) 築300年 古民家再生 完成見学会@南河内郡


2012/09/28

河内長野 築120年 茅葺き古民家 工事も終盤


河内長野の茅葺屋根の古民家(築120年)。
こちらの工事もそろそろ終盤に。

すっきり刈り揃えられた茅のシャープな輪郭がとてもきれい。



もうすぐ、仮設足場も外れます。



茅葺きの裏側はこのようになっています。
サスといわれる、三角形の茅葺きを裏側支えるものを補強しております。




内部も大工さんの工事はほぼ終了しています
内装などの仕上げ系の工事がこれから完成にむけて進んでいきます。




土間部分。
先日、三和土(たたき)ワークショップが行なわれました。




補強した部材なども色合わせで塗装が行なわれて、
引き締まった感じに。



キッチンは色鮮やかなタイルがアクセントで。
完成が楽しみです。



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10月は下記の通りに古民家再生の見学会を予定しています。

10/13(土)14(日) 築120年 古民家再生 完成見学会@河内長野

10/20(土)21(日) 築300年 古民家再生 完成見学会@南河内郡





2012/09/27

南河内郡 築300年 古民家再生 工事が進みます




工事の進む南河内の古民家再生工事の現場。
大工さんの工事もほぼ終わり、
見学会に向けて仕上げ工事が進んでいきます。


再仕上げを待つ土壁。
仕上げを一度外しておいて、中塗りの補修などをしています。


今回、左官壁の仕上げは北海道の「ホタテ漆喰壁」。
当社では定番の商品です。
ホタテの貝殻を焼いた貝灰が混ぜられています。
普段は捨てられてしまう貝殻を使った、アップサイクル商品です。




ところで、これは??
こちらのお客様のお手持ちの年代物のタンス。
それを現場で大工さんが補修したものです。
傷んでいたのものを、天地をひっくり返して天板などをつけました。

無垢材の家具はこのように年代を越えて、
手直ししながら次の世代に伝えていけるのがよいところです。



2012/09/26

南大阪 お寺さんの休憩所とお手洗いの改修工事


南大阪のお寺さんにて、
既存の休憩所とお手洗いとの改修工事をさせていただくことになり、
まずは解体工事が着工しました。



いろいろとお寺の敷地を見て回っているといろいろと参考になるものがあります。
瓦の小端立て。
樋のない軒先の雨の雫対策です。

これだけ瓦を沈めようと思うととても大変。
会社の蔵も一部、小端立てにしましたが、
ちょっとだけ掘って少し沈めるのにも相当時間がかかります。


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10月は下記の通りに古民家再生の見学会を予定しています。

10/13(土)14(日) 築120年 古民家再生 完成見学会@河内長野

10/20(土)21(日) 築300年 古民家再生 完成見学会@南河内郡



2012/09/25

東成区 蔵の補修工事中

 

東成区での蔵の補修工事が進んでいます。
建ち起こしも進み、大工さんによる補修作業が進んでいます。

8/29の様子

9/10の様子



天井は杉の一寸の厚板の張り直しました。



開き止めの補強用梁をいれています。
外部、内部共にいましばらく作業を要します。


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10月は下記の通りに古民家再生の見学会を予定しています。

10/13(土)14(日) 築120年 古民家再生 完成見学会@河内長野

10/20(土)21(日) 築300年 古民家再生 完成見学会@南河内郡




2012/09/21

今シーズンより薪ストーブ、取扱ブランドが増えます


一昨日、三重県のヒノキヤさんというストーブショップさんに行ってきました。
今シーズンからこちらが輸入元となって取り扱う
カナダ製のストーブの発表会に参加するためです。



当日一番にお出迎えしてくれたのはこのおふたりです。
雑草対策要員ということで敷地内を闊歩されていました。
(おつかれさまです)




中に入るとこんな感じ!
薪と薪ストーブがこんな感じでやいやいと並んでいます!

さて、今回の目的である発表会で紹介されたのは、
下記の商品。

カナダ・パシフィックエナジー社製のストーブ。
日本での販売は、初めてということで
ヒノキヤさんが輸入販売元になられるということです。

HINOKIYA STOVE

一応、本国のサイトも。もちろん英語だけです、すみません。
Pacific Energy Fireplace Products Ltd Officila website.



今回、紹介されたのは、パシフィックエナジー社の3ブランドの商品。
上の写真は、上位ブランドの

「Alderlea (オルダリー)」

クッキングプレートがパカパカと開き、
火加減を調節できるのが最大の特徴です。

鉄部がすべて鋳鉄製なので、
熱容量が大きく一度暖かくなるとなかなか冷めません。



パカパカを閉じているとこんな感じ。
お湯を沸かしたり、強火で調理をしたいときは
パカパカをあけてあげると
鉄板一枚その下は業火なりという状態になります。

また、保温や弱火でゆっくり煮込むときなどはパカパカを閉めてやります。

これ、薪ストーブ料理に本格的に取り組みたいという方には
打ってつけの機能(構造?)だと思います。

サイズは3種類。定価は下の通りとなります。

T4 = 462,000円(税込)
T5 = 567,000円(税込)
T6 = 682,500円(税込)

上写真のパカパカ開いているものは鋳鉄のまま仕上げですが、
下写真の火を炊いているものはホウロウ仕上げとなっています。
ホウロウ仕上げですと、50000円程度追加となります。




引き続いて、パシフィック・エナジー社の
社名が課されたシリーズ、

「Pacific Energy」

こちらは鋳鉄製の中身に、
遮熱板を兼ねた鉄板製のハウジングがつくものです。
この遮熱板の色も数種類あるようです。
(個人的には黒が少しはいった赤がいいなと思いました!)

そして、残念ながらパカパカはありません(泣)。

ガラスのついたドア、脚などが4種類あるなかから選ぶことができます。
(価格は下のものほど、高くなります)

・鉄の黒塗装のもの
・ニッケル加工されたもの
・金色メッキのもの
・ニッケルをブラシ加工したもの




こちらは、パシフィック・エナジー・シリーズの一番小さな機種、

「Vista Classic (ビスタ・クラシック)」
357,000円(税込)から



中型器となるのが、こちら。

Spectram Classic (スペクトラム・クラシック)
462,000円から

一般家庭ではこちらの大きさで十分すぎる燃焼能力(=大きい)です。



そして、一番大きいのがこちら。

「Summit Classic(サミット・クラシック)」
567,000円から

こちらは、カフェや店舗などの相当広い面積まで
カバーできるストーブです(=一般家庭にはちょっと大きすぎるかも)



そして、パシフィック・エナジー社のエントリーモデルがこちら。

「True North(トゥルー・ノース)」

すべて折り曲げ鉄板製のため、
熱容量が上の2シリーズに比べると熱しやすく覚めやすい性質を持ちます。

価格は220,000円(税込)



飽きの来ないシンプルなデザイン。
どこぞの山岳用品メーカーのキャッチコピー「function is beauty(機能こそ、美)」や、
有名建築家の言葉「less is more(少ないことは多いこと)」を思い出させます。

(※また違う建築家が「less is bore (少ないのは退屈)」という言葉も言うてはりますが)。




大きさは、上の2シリーズの小型機(オルダリーT4、ビスタ・クラシック)と
中型機種(オルダリーT5、スペクトラム・クラシック)の間ぐらいです。

大きさについては、これぐらいのものが一番いいなと思いました。


理由「天板にお鍋がふたつ、余裕を持っておける!」



というようなことで、
これまでに主に取り扱ってきた

Esse(エッセ)社
Hampton(ハンプトン)社

製品以外にもお客様にご案内できる商品が増えました。

当社での新築工事、改修工事以外でも
薪ストーブの販売及び取り付け工事、
メンテナンスも請け負っていますので
お気軽にお声がけください!


2012/09/20

消費税に関するセミナーに行ってきました




先週、消費税率アップに関するセミナーに参加しました。
講師は匠総合法律事務所の秋野先生。
先生は建築関係の法律問題を専門とされている第一人者のかたです。


税率が上がる日以前に工事請負契約をしていても
引き渡し日基準で税率が決定するだとか、
それに対する経過措置(引渡日でなく契約日によって税率が5%のままになる)など、
マスコミ報道などではわかりにくかったこと、
知らなかったことなどをいろいろと説明してくださりました。

まだ、上がることになっている消費税運用の詳細は
決まっていないとのことでしたが、

近日中の建築工事を考えていらっしゃるお客様には役に立つ情報でした。

2012/09/19

太子の家 築10年 と 簡易太陽光発電??


昨日、某業界紙の方がお見えになって、
主に太陽光発電のことについて
あれこれお話を聞いてくださりました。


写真は、当社施工物件「太子の家』。
2002年7月竣工です。
もう10年。


屋根上部のパネルは太陽光り発電でなく、
オーエムソーラーの集熱ガラス。

その下に全く目立ちませんが、
屋根材一体型のキヤノン製太陽光発電パネルが乗っかっています。
(残念ながら、キヤノンさんはメンテナンス事業だけ残されて、
 この業界から撤退)

この屋根材一体型のパネルが一番町並みにはやさしいと思います。

エコはいいけど、できたらおしゃれに目立たず行きたいですよね。



そういえば、先日、山岳用品店にいってこういうものを見つけました。
バックパックにぶら下げて日光を当てて
発電させておいて充電するようです。
動画らしきものものもありました。
ちょっとほしいかも。
携帯電話ぐらいは十分いけそうです。


2012/09/18

京都の町屋改装ホテル、ショップ「ウサギノネドコ」


先週末の連休に京都・二条駅の近くにオープンしたばかりの
「ウサギノネドコ」さんというショップさんに行ってきました。
オーナーは私の友人の方で、吉村さん。



ちょっと変わったお店で、
吉村さんは自然の造形美を利用したプロダクトを作られる
アーティストさんです。

この町家の1階は、吉村さんのプロダクトショップ。



こんな感じで、
アクリルに自然を閉じ込めた作品
「宙〜SOLA」。

ウェブショップ

そのほかにも、旅する惑星という珍しい鉱石を集めたシリーズもあります。

旅する小惑星



そして、ここのお店の2階は宿!
最大5人まで泊まれます。

Facebookページより抜粋(ホームページは現在作成中とのこと)

ウサギノネドコは、 
一日一組限定の小さな「宿」と、 
不思議な品揃えの「雑貨屋」が ひとつになった京町家です。
■宿一日一組様、5名様までの貸し切り宿になっています。
赤ちゃん、お子様大歓迎です。
お子様は小学生以上の方は、お一人とさせていただきます。
未就学児様の場合は、お布団をご利用の場合のみ お一人とさせていただきます。


外観はこんな感じ。
中庭は、屋上と壁を緑化されていて、
毛深い建築好きとしては興奮ものでした(写真は行ってのお楽しみということで)。

大阪から京都に遊びにいくとき、
夜を遅く大阪に着くのがいやで
京都で食事をすることはほとんどなかったのですが、
ここに宿泊して、1泊2日で京都ブラブラしたいと思いました。




最期に、表題に全く関係ないが最寄り駅の二条駅で非常に気になったもの。
どうも、島根・鳥取旅行キャンペーンのポスターのようなのですが、


「シマ☆コン」

※シマねにコンどこそ行けちゃうきっぷ

「鳥☆取(ヨコドリ……鳥はヨコになっている)」

※鳥取の底力、あなたがヨコドリ……(注)確か、底力だったと思う

島根出身の親を持つ身として、
どうやろなーという気が……。

2012/09/16

岸和田市 新築工事 進捗状況


岸和田で進む新築工事の現場です。
こちらはスペースクリエーションさんという設計事務所さんの
物件となります。

こちらの設計事務所さんのお仕事は2度目となります。




今回の物件は柱や梁が見えなくなる大壁。
大工さんの工事もだいぶ進んでいます。
こちらは1階。



壁はほとんど張り終わっています。
こちらは2階。屋根面で断熱します。


壁の仕舞がつけば、天井工事が始まります。
10月後半に完成見学会を予定しています。


2012/09/15

石切ヴィレッジ、実りの秋


事務所にて。
元コメ蔵の裏にある柿の木に
実がついているのを発見!

まだまだ青くて固そうです。






母屋裏では、柑橘類がたくさん、実を付けていました。
こちらもまだまだ酸っぱそう。

ほかにも事務所のあちこちで秋の花が咲いています。

2012/09/14

大阪市内 太陽光発電 メガソーラー 


大阪市内にて、
営繕のお仕事をさせていただいている会社さんの屋根にて
屋根の掛替えに合わせて
太陽光発電、いわゆるメガソーラー設置の計画が進んでいます。

30k以上、40kも行けるかなーと設置業者さんとの打ち合わせにて。
一般的なお家の10軒分ぐらいの太陽光発電の設置となります。

通常の屋根のように勾配がない屋根なので、
べたっと屋根の上に並べていく感じになります。
日射角度に対してベストな設置角度はないのですが、
架台を組む費用の減価償却などを考えると
平に組む形がいいという判断です。

大阪市内ということで近隣のマンションの陰などの影響を受ける部分もあるので
マンションからの距離やマンションの大きさなどを計測して
計画に備えます。