2012/10/31

南河内郡 築9年OB施主様宅 キッチン入替工事


本日、午前中は
9年前にお家の新築工事をさせていただきましたOB施主さま宅の
キッチンの入替工事の打ち合わせ。

現在お使いの某キッチンメーカーさんのものから、
当社オリジナルのテルキッチンに入れ替えたいということで
打ち合わせを重ねており、いよいよ第4コーナーに差し掛かったという感じです。

本日、お持ちしたもう手に入らない当社在庫限りの
イタリアMarazzi社のタイルも気に入っていただけたみたいで
よかったです。

年内には入替工事も終了して
新しいキッチンでおせち料理をつくっていただけたらと思います。


こちらのお客様宅には
YOTUL社の薪ストーブを入れさせてもらっています。
いい具合につかいこまれて、
道具のアジがでてきていました。かっこいいー。

ちょっと火を入れるととっても暑いぐらいに
暖かくなるから、、、、、とおっしゃっていました。


霧島連山の火山灰の薩摩中霧島壁、
古箪笥、フェアトレードのアフリカの手編み篭。

とってもおしゃれに暮らされています。



2012/10/30

京都市 築40年 大規模改修の現場


 

京都にて大規模改修をさせていただいているお客様宅の写真です。
築約40年の建物です。



フローリングを張り出す作業もだいぶ進んでいます。



床組をやり変えています。



外部の傷んでいた壁や屋根なども補修させていただいています。
足場への木製階段は、
住みながらリフォームのお施主様が現場にアプローチしやすいように
大工さんがつくったものです。

工事終了後もお施主様が使われるとか。



断熱材の入っていなかった壁や天井などに断熱材を充填。
本日はSECOMさんも配線工事に入っていました。



野地板も杉板にて。



本日は、塗装屋さんが既存物干し台にペンキ塗装するため、
既存ペンキ皮膜をケレンがけして落としていました。


2012/10/29

OMソーラー ダンパーモーターの中は??


オーエムソーラーをお取り付けのOBのお客様からいただく
メンテナンス依頼ナンバーワンは

写真のオレンジ色の部品、ダンパーモーターの交換です。

ダンパーといわれる空気の流れる方向をさだめるパーツを
動かすために使われています。

写真は先日、お引渡しより12年になるOB施主様宅にて
新しいダンパーモーターに交換したときのもの。




さて、そこで壊れたダンパーモーターを持ち帰り、分解。



このようになかにたくさんの歯車がはいっています。
そのうちのひとつがギア欠けを起こして、
ダンパーをきちんと開閉させることができなくなる現象が起きます。
(中途半端に閉まるため、
 バタンバタンとダンパーが音を起こすことが多いです)


一日に数度は開閉するダンパーを365日×年数(こちらの場合は12年)、
動かし続けてきたモーターくん、
おつかれさまでした。

2012/10/27

茨木市 築110年 離れ 改修工事


床組の補強工事もほぼ終了。
きれいにはがした床板を張り直す作業中です。



床下は御影石の束石を新たに並べて、
マグナチュラルという土舗装で、
湿気が床下に停滞しないようになっています。

また、工事前に蟻害が見受けられたので、
シロアリの食べ物となる木質系のものをへらすということで
鋼製束を採用しています。




床板を再利用、大工さんがコツコツ張っています。



足下が冷えないように根太間に断熱材を充填しています。
脚が冷えにくいだけでずいぶん体感温度が変わってきます。



床回りの工事が終わると電気の整線、
壁の中にコンセント埋設などの電気工事が始まります。
その後、左官工事で壁の補修。

大工さんは外部の銅板晒し屋根下地の補修に移ります。


石切ヴィレッジ 蔵の中から


事務所のなかにある蔵を整理していたら、
木の箱がたくさん出てきたので、
水洗いしました。



一枚目の写真真ん中の箱には「明治十六年未二月吉日』。
西暦1886年。いまから126年前の箱!

ひえー、古いー。が、一番左の大きな箱はそれよりも古くて、、、


「安政弐年 卯七月」。
西暦1855年の箱でございます。

157年前の箱!

大事に使わせていただこう。



2012/10/26

岸和田市 新築工事 竣工検査行ないました


岸和田市にて新築工事を行なっていますお宅の
約50項目に渡る社内検査を行ないました
(こちらは設計事務所さん案件のお宅です)。

明日、明後日の完成見学会前に
各業者さんが最後の仕上げにはいっています。

普段、つかっていない材料や各部の納まりなど、
建築は一生勉強の職業でもあるということを
検査しながら考えました。

岸和田市のJR下松駅から徒歩10分以内となっています。
(当社ニュースレターにて会場案内図お送りしています)

見学ご希望の方は輝建設までご連絡ください。


2012/10/25

南河内郡 築300年 古民家再生 黒シックイ


写真は、
先週末に完成見学会をさせていただきました
南河内郡の築300年の古民家再生のお宅。

本日は、玄関先の左官工事の仕上げが行なわれていました。
南大阪の民家の外壁の塗り壁は、ほぼ黒いシックイで仕上げられています。


黒シックイはに焼杉というのが、
南大阪の山側にある民家のある意味、スタンダードともいえる仕上げ。




見学会の時点では、
まだ白い下地でしたので
ずいぶん落ち着いた雰囲気になりました。


 上の写真は見学会のときのものです。






2012/10/24

石切ヴィレッジ 冬支度の前に


当社事務所の打ち合わせ室。
開放感あるので建具外して、四間をまとめて使っています。

が、ここ数日朝夕の冷え込みにいつまでも、
夏仕様というわけにはいかないので、
そろそろ建具ださないといけないなーということで写真を撮ってみました。

上は土間から4間を見たところ。



打ち合わせスペースから、土間向こうのキッチンを見る。
右手奥の薪ストーブ、火を入れています。



式台より、キッチンコーナー。

今週の手の空いた時間に建具を入れようと思います。
昨日、お伺いした薪ストーブのあるお宅のOB施主さんも
「寒いから直に薪ストーブですねー」とおっしゃっていましたが、
実は、石切ヴィレッジでは数日前から少しずつ火をいれています。

冬布団も出したし、冬支度が始まりますね。


2012/10/23

事務所にて キッチン打ち合わせ


昨日、メゾネットタイプの共同住宅の大規模リフォームを
ご検討されているお客さまがご来社くださりました。

来年春の着工に向けて、
夏前から月に一度のペースで打ち合わせを進めています。

昨日はキッチンの打ち合わせということで
当社事務所のキッチンスペースにてあれこれ詳細について打ち合わせ。



イメージ写真だけではわからないことも
実物を見ながらだとわかっていただきやすいと思います。

当社オリジナルの木製キッチン「テルキッチン」に
ご興味がある方はいつでもご見学いただけますので
お気軽にお声がけください。




 さて、話は変わりますが先週末は
会社近くにある石切神社で秋祭りがありました。


すごい人ででしたが、なんとかいい場所で
布団太鼓の宮入を見物することができました。



昨年までは、大阪市福島区野田の野田恵美須神社の
「地車」「太鼓」「鯛鉾」のお祭りだったので、
初めてみる布団太鼓にちょっと興奮しました。

同じ大阪とはいえ、
所変わればお祭りのご神体も変わるものです。

2012/10/22

南河内郡 築300年古民家 再生工事 完成見学会


先週末は、南河内郡にて築300年の古民家再生工事の完成見学会を行ないました。
土曜日、日曜日ともに秋晴れでとても気持ちのよい二日間でした。


今回、カナダ・ハンプトン社製の薪ストーブを設置させていただきました。
薪はお施主様が、このときのためにお手持ちの山から切り出して
準備されていたものです。

お引渡前に試験運用ということで
とろ火で2日間ほど、火を焚いておりましたが
ちょっと暑かったかもしれません(いや、きっと暑かった)。



一番最初の点火は、お施主様に。


こんな感じで家の中央に配置されています。
ご家族が火を見ながら、
いろいろと語らい合ってくださればと思います。



見学に来られたお客さまもみなさん、
「薪ストーブいいねぇ」
と、火を楽しんでいかれました。


さて、今回の工事は家の中については、
ほぼ全面的に工事をさせていただきました。

お仏壇も洗いをかけられ、
立派な絵の書かれた襖も表装されなおされて戻ってきました。

古いものが多いのですが、
きれいになおすことでなんともいえない素敵な空間に仕上がっています。



縁側は床板をやりかえ、
断熱アルミサッシュに交換しています。
また、南側の開口部は北側に比べると壁などが少ないため、
耐力格子を取付ています。


壁を作ると真っ暗になってしまうため、
このような光を通す耐力格子をよく設けます。



外部も取合いの悪かった屋根まわりなどを
すっきりと補修させていただくことで、
雨漏りのリスクもかなり軽減させています。

また、敷地内の勾配の兼ね合いで家側に水が寄ってきがちだったところも
家に水が寄りにくいように外構工事を行ないました。



見学両日、午前と午後にそれぞれ一回ずつ、
当社代表よりこちらの家の工事内容についてご説明させていただきました。



近くの古民家に住んでいらっしゃる方から、
これから古民家を購入されて現地再生工事を考えていらっしゃる方、
学生さんなど多くの方にお話を聞いていただき、
古いものを大事に使っていきたいという方が
増えているのだということを強く実感しました。




手前の水屋は、お施主様お手持ちのものを
大工にて本体を、
建具業者にて建具屋引き出しを、
そして塗装業者にて塗装して、
お直しさせていただいたものです。






本当にたくさんの方にご来場いただきました。
誠にありがとうございます。

また、今回の完成見学会開催に快くご協力くださいました
施主のUさまご家族のみなさまには本当に感謝しております。
ありがとうございました。