河内長野の茅葺き民家の現場です。
今週の月曜日に畳がはいりました。
何枚かは現地にて畳屋さんの表替え作業をお願いして、
見学できるようになっていました。
作業は跡取りの息子さん。
ほぼ大方の作業がおわりそうなところで、
親方さんの御座コレクションのお披露目。
一番上のものは、小千谷のほうで織られていた御座。
イグサではなく、太い草を編んでいるということで、
もうこの御座を作っているのは80を過ぎたおじいさんがひとりということでした。
草ということで、先端部分がイグサのものと全然違います。
市松模様のものなどもありました。
色のちがうイグサを互い違いに編むということでした。
こちらは畳屋さんオリジナルの商品。
水色のものは蓄光繊維だそうです。
夜など、ぼんやりと光るので段差などの表示に使えるのではということで
編んでみたそうです。
そのほか、京都の水引業者さんとのコラボレーションで、
赤、金などの水引も編み込まれていました。
畳に限らず、
伝統的な建材や素材などが使われずになくなっていくことの
話が多かったです。
実際、皇族の特定の方が無くなったときにだけ使う御座の編み方というものが
あるらしいのですが、
それを編める人が一人敷かないので、
つい最近数年かけてその人の元に通って編み方を教えてもらったとか。
国産イグサでは熊本が一大産地ですが、
最近では認証イグサがでてきたそうです。
畳が入るとやはり、和室然とした雰囲気をお部屋も取り戻しました。
ちびっ子たちも新しい畳に満足、満足!
今週末は、お施主様のご好意で再生工事の完成見学会を行ないます。
見学ご希望の方は、輝建設までご連絡ください。
電話:072-987-2200
E-MAIL:info@terukensetsu.jp
(輝建設:小原まで)
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10月は下記の通りに古民家再生の見学会を予定しています。
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