2013/08/30

大阪 ミナミ Bar High Jinks  スタッフでお伺いしました! 


昨日、6月から7月にかけて内装工事をさせていただきました、
ミナミ千日前の「Bar High Jinks」さんに
スタッフ全員でお伺いしました。

長さ4mを越える大きな一枚板が天板の巨大カウンター、
古民家解体時にでたケヤキの板や古建具、
改装前のカウンター天板だったチークの古板の再利用した壁など
いろいろと当社らしい材料をつかった内装となっています。

また解体、塗装などオーナーさん主体の工事もあったハーフビルド工事となっています。






ビールのお好きなオーナーさんの趣味に合わせて、
いろいろな珍しいビールを揃えていらっしゃいます。

私は昨日は、ベルギービールの「CHIMAY」をいただきました。
アルコール度数9%の修道院でつくっているビールだそうです。

一枚板のカウンターの木の香りがまだ残る店内、
高校の同級生のおふたりで切り盛りされていらっしゃいます。
お近くに行かれた際、ぜひお立ち寄りください。

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Bar High Jinks

〔住所/Address〕
〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-3-9レジャーシティ味園ビル2F

〔TEL〕
070-6688-8149(店舗携帯)

〔URL〕

〔営業時間〕
20:00~





バーのオープンまで、
近くの炭火焼の「陽」さんで食事も楽しみました。
最近、無垢材をつかった小規模店舗が増えたような気がします。
(道から取った写真。オープンな感じがとても気持ちがよかったです)

お店に負けず、木の家、木の内装がもっと増えればいいのになー
と思います。

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石切ヴィレッジ 大正末年竣工 築87年 離れ床改修工事


事務所の離れの部分改装工事が始まっています。
こちらの建物は、大正末年(1923年)竣工だそうです。



大きな改修工事をしたことはないようで、
昨年春に爆弾低気圧が来たときに
銅板の晒し屋根がとれたのを補修したぐらいです。



手前の下屋は、
先の戦争のときに当時こちらにお住まいだった方の
大阪市内在住のご親戚がこの離れに疎開してくるということで
水回りのために増築されたそうです。




畳を取って、下地の板敷きもほとんどとってみたところ。




床下の大引は標準的な束石に木の束で受けていました。
下の写真、築260年程度の母屋の大引は全て石で受けていたのと
比べると至って普通の造りです。



(母屋の床下)

新しい床は、吉野杉の厚30mmのフローリングで仕上げる予定です。
完成したらまたご報告させていただきます。




築50年のプレファブ「松下第一号型住宅(ナショナル住宅製)」を
リフォームした事務所の中はこんな感じとなっております。



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2013/08/29

羽曳野市 築28年 フルリノヴェーション もうすぐ完成見学会


9/8(日)に完成見学会をお施主様のご協力のもとにさせていただく
築28年の羽曳野のお客さま宅、本日の様子です。






1Fの目立つキッチンはタイル張り。
手許を隠すためのカウンター棚が取付けられています。




2Fはほぼ工事も終了してあとは建具を入れたり、
電気器具を取付けたりの最終仕上げを残すのみ。




いろいろな線がすっきり整理されたのと、
壁がしろくなったことで光の廻りがよくなり、
気持ちのよい空間に仕上がっています。

 見学をご希望の方は下記のリンク先をご参照ください。



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2013/08/26

石切ヴィレッジ リフォーム勉強会、開催いたしました。


昨日、当社古民家ギャラリー「石切ヴィレッジ」にて
「長く住み続けるためのエコリフォーム勉強会」を開催いたしました。




数多くのリフォームを行なっている当社ならではの事例写真や、
工事の様子や間取り図などをもとに
お話をさせていただきました。



建築を勉強されている大学生さんも参加されて、
現場の様子などに興味をもっていただけたようでした。


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輝建設イベントのご案内


9/8(日)


9/16(月・祝)


9/15(日)~17(火)
作家マルシェ @石切ヴィレッジ

2013/08/22

石切ヴィレッジ 和室床 補強


来る9月のイベントに向けて、
当社の古民家ギャラリー「石切ヴィレッジ」の床下を補強しています。
少し、緩んでいた和室の床下時の補強工事の一部をご紹介。


当社ギャラリーは、築260年ぐらいの建物なのですが、
一番特徴的なのは床下かもしれません。




というのは、床の大引という部材を支える束が、
全て石なのです。



こんな感じです。
石切という地名からわかる通り、生駒石がよく取れた場所だそうです。
庭石だけでなく、大阪城の石垣などにも使われたそうです。

この民家も生駒山の麓、斜面に面したところを平地に切ってつくられた敷地なので、
土を削ったときにでた石をそのまま束としてつかったのではと推測されます。




前回の床下補修は戦前だと思われますので、
各部材が反ったり、痩せたり、釘が腐っていたりで
畳の下の各部材がゆるゆるとしていました。

それを添え木を当てて補強をしながら
水平も調整しながら補強していきます。





今週中には終わる予定です。




完成したら、また報告いたします。


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輝建設イベントのご案内

9/8(日)


9/16(月・祝)



9/15(日)~17(火)


作家マルシェ @石切ヴィレッジ


2013/08/21

泉南郡 古民家再生工事始まります


泉南郡にて古民家の再生工事が始まります。
増築部の減築や屋根の補修工事をした後、
現代の暮らしにあった使い勝手のよい様にします。



本日は、工事前の御性根抜きや工事の安全祈願の含めて
近所の神社の神主さんがご来場され、ご祈念していただきました。

88才の神主さんから、いろいろ地元のお話などをお聞かせいただきましたが、
お寺さんが地域の子供のための勉強の場をつくってくれなかったお話がきっかけで
あそこの集落は仏壇でなくて、神棚に位牌を飾るようになったとか。
「それはな、うちのおじいさんたちが、、、、、、えーと安政のころやったかなー」

すごい!

山上の寺が燃えたときに仏像を持ち出したから、
そのお礼にあそこの栗畑の一角をお寺からもらって、、、、、

「信長が焼き討ちしたときやから、、、、、、、」

すごい!




そんなお話のある地域での古民家再生工事です。
来年の春、完成予定です。


2013/08/19

2013年夏 法善寺横町まつり&ジャズストリート、和歌山友ヶ島要塞跡めぐり


休み明けの月曜日、世間はいつもの忙しい感じに。
皆さんは盆休みをいかがお過ごしになられましたでしょうか。

さて、私は今年の夏はどこにもいかず、
夏らしいこともあまりせずの盆休みでした。

写真は、そのあまりせずの中でもちょっと夏らしい気分になれた
8月10日、11日の法善寺横町祭り。
法善寺界隈の飲食店さんが出店を出してはります。
ちょっとビールとおつまみ片手にウロウロすれば、、、



Hozenji Jazz Street というジャズイベントも行なわれているので、
ほろ酔い気分でジャズを楽しめるという魂胆。


毎年、楽しみにしているイベントで、
がんこさんの横で行なわれています。
適度な混み具合と広くない法善寺界隈が会場なので
夏祭りの気分を手頃に楽しめます。

こちらのバンドは、ジャズだけでなく、レゲエ、ブルースなども演奏。
次の日は仕事だったので、こちらのバンドだけ見て帰宅しました。。。



で、写真はジャズストリート2日目。
薪能がされるということで2日連続で立ち寄りました。



お能は、高校生のときに学校で見た以来だったのですが、
始まると同時に空間がひきしまりました。
とても素晴らしかったです。



槍の演舞(?)も非常に興味深いものでした。
2日目はお能をみて退散。

夏祭りはまだまだ続いていたようでした。



さて、日付は変わり、盆休み中唯一の遠出。
紀淡海峡にある友ヶ島に友人といってきました。 
目的は、日本軍の要塞の遺跡の見学。
加太港から、友ヶ島汽船という100人乗りぐらいの船で渡ることができます。



何回加太駅船乗り場までの路地。



この水たまりのようなところに砲台があったそうです。
明治の初期に建造が始まったらしいのですが、
築造物はほとんどがレンガ造りでした。




こちらの要塞は、明治初期に築造されたもので
有事の際に外国の戦艦が大阪湾深くまで侵入を阻止する砲台などが
設けられました。

このように地面に深く掘り下げられたところにつくられています。





この倉庫も地面からだいぶ掘ったところにつくられています。


中はひんやり。




各砲台管の道もこんな感じで目立たないようになっていたような気がします。



途中でみつけた兵舎、一見木造に見えたのですが、
レンガづくりです。



 基礎部分だけでなくて、
天井が破れているところからコンクリートの梁が見えてます。


島をぐるっと一周するのにだいたい4時間ぐらいでした。

映画「天空の城ラピュタ」に似ているともいわれているそうです。
フェリーで横に座った方もそれがきっかけで見学に来たとおっしゃっていました。

もっと、無人島感があるのかなと思っていたのですが、
キャンプをしている方が多かったのが意外でした。

2013/08/09

堺市 古民家再生 工事中


 

堺市でも、
ただいま古民家再生工事中です。




冬の寒さ対策に
窓はペアガラス+断熱枠の組み合わせ。
床も緩んでいた床組を補強しつつ、
断熱材を充填して冷えがあがってこないようにしています。




柱、梁などを交換したり、新しく入れたりと建物が
万が一のときに倒壊しないようにしていきます。




反対側から見たところ。




りっぱな小屋組です。



こちらの写真は
昨年、お引き渡しした河内長野の古民家再生させていただいた
お客さま宅のキッチンです。

こんな風に古民家も手をいれればまた生き生きとした表情をとり戻してくれます!


2013/08/07

羽曳野市 築30年フルリノベ工事中、石切ヴィレッジ電気工事など


ただいま、羽曳野市にてフルリノベーション工事を行なっています。
築30年程度のお客さまの建物。

段差解消のバリアフリー化で床が連なり、
ぐっと広く見えるようになりました。


また、温熱環境のバリアフリー化もはかるため、
全面に断熱改修工事を行なっています。

9月に完成見学会を予定しています。



事務所では、出入りの電気工事業者さんに
ギャラリー用のスポットライトの増設や
間接照明などを取り付けてもらいました。

事務所移転から2年経ち、
いろいろとしたくなったことなどもこうやって少しずつ手を入れていきます。




最後に、以前お客様にいただいたラックスマンのオーディオアンプ。
1970年代の品だと思います。

通電時のノイズがひどかったので修理に出しました。
半導体の交換と各所の調整でだいたい15000円程度ということでした。

仕上がり後の音を試すのがとても楽しみです。