来る9月のイベントに向けて、
当社の古民家ギャラリー「石切ヴィレッジ」の床下を補強しています。
少し、緩んでいた和室の床下時の補強工事の一部をご紹介。
当社ギャラリーは、築260年ぐらいの建物なのですが、
一番特徴的なのは床下かもしれません。
というのは、床の大引という部材を支える束が、
全て石なのです。
こんな感じです。
石切という地名からわかる通り、生駒石がよく取れた場所だそうです。
庭石だけでなく、大阪城の石垣などにも使われたそうです。
この民家も生駒山の麓、斜面に面したところを平地に切ってつくられた敷地なので、
土を削ったときにでた石をそのまま束としてつかったのではと推測されます。
前回の床下補修は戦前だと思われますので、
各部材が反ったり、痩せたり、釘が腐っていたりで
畳の下の各部材がゆるゆるとしていました。
それを添え木を当てて補強をしながら
水平も調整しながら補強していきます。
今週中には終わる予定です。
完成したら、また報告いたします。
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